顔認証の検索結果を改善する方法

より良い顔認識検索結果を得るためには、いくつかポイントがあります。PimEyesデータベースをフル活用していただくために、今回ご紹介したいと思います。インターネット上で自分を探す準備はできていますか？自分の写真を用意して、ご紹介するポイントに合うものを選んでください。

良い写真の条件とは？

• 顔全体
• 明るい
• 髪の毛等が目にかかっていない
• フルカラー
• 顔を覆っていない
• 高画質

良い写真の例

もっと説明が必要ですか？良い写真のポイントを見てみましょう：

1. 顔全体の写真

PimEyesは目や口など顔のパーツを認識して検索を行う仕組みです。そのため、顔のパーツがはっきり写っている写真をお選びください。

人間の顔は左右対称でないことはご存じでしょうか。顔の右半分を使って左右対称の画像を作り、左半分を使ってもう1枚の左右対称の画像を作ると、それぞれ違う画像になります。そのため、横顔のようなプロフィール写真をアップロードしても、アルゴリズムが正しく顔を認識できず、誤った検索結果が表示されてしまうことがあるのです。

写真の良い例と悪い例：

良い写真：顔全体が写っている写真

悪い写真：プロフィール写真

2. 明るい写真

写真の照明が悪いと、PimEyesメカニズムが顔を認識しにくくい、または認識できない場合があります。そのため、特に顔の周りが明るく写っている写真をアップロードすることが重要です。

写真の良い例と悪い例：

良い写真：顔が明るく写っている

悪い写真：暗い写真

3. 髪の毛等が目にかかっていない

目は、PimEyesシステムが顔のパーツを認識する上で最も重要な部分の1つです。そのため、目が髪の毛や手、サングラスやゴーグルのようなアクセサリーで覆われていない写真が良い写真です。

重要な情報：一般的なメガネ(サングラスではない)、コンタクトレンズ、メイクは問題ございませんので、アップロード可能です。

写真の良い例と悪い例：

良い写真：目が隠れていないもの、普通のメガネで撮影したもの

悪い写真：サングラスや髪の毛が目にかかっている

4. フルカラー写真

カラー写真ではないと、顔の情報が少なくなり、結果的に検索結果が悪くなります。モノクロ写真や光の加減が悪いと、特に目鼻立ちが濃い人や母斑がある人などは、顔認識に支障をきたす場合があります。フルカラー写真であれば、顔を正しく認識することができます。

写真の良い例と悪い例：

良い写真：フルカラー写真

悪い写真：モノクロ写真

5. 顔を覆っていない写真

顔のパーツがはっきり写っている必要があります。顔全体が写っている写真が良い検索結果につながります。

顔のパーツを隠すものの例：髪の毛、手、影、アクセサリー、物(携帯電話、カメラ、マスク、マイク)

写真の良い例と悪い例：

良い写真：顔を覆っていない

悪い写真：髪の毛や手などが顔を覆っている

6. 高画質の写真

低画質な写真では、顔の細部が認識しにくくなります。アルゴリズムが正しく顔を認識できず、誤った検索結果が表示されてしまう可能性があります。

極端に言うと、写真の顔が低画質の(写真の他の部分と比較して顔が小さすぎる)場合は認識されず、検索できません。通常、背景に人物が写っていると認識されないことが多いです。

写真の良い例と悪い例：

良い写真：高画質の写真

悪い写真：低画質の写真や顔が小さすぎて認識できない写真